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テニスのおじさま 光る汗、増える体重、バックアウトするボレー、それでも何故テニスを続けるのか・・・

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08年テニス10大ニュース(1位)

1位 錦織大活躍
2位 フェデラー首位陥落
3位 伊達公子現役復帰
4位 エナン引退
5位 杉山愛グランドスラム連続出場記録
6位 ダンロップチャレンジャー開催
7位 ウィンブルドン決勝・世紀の名勝負
8位 若手の台頭
9位 ビョークマン引退
10位 添田豪 全日本選手権制す


第一位は皆さんの予想通り、錦織選手です。熱心なテニスファンの間では、「錦織はいつ来るのか」といわれ続けた逸材でしたが、2月にいきなりATPタイトルを獲得したことで、国内でも大きく報道されました。
その後、順調にランキングを上げ、全米では世界4位を破ってのベスト16入り、そして卓球の愛ちゃん報道もあり、国内でもすっかり定着しましたね。
(愛ちゃん報道では、テニス協会に「別れさせてさせてください」と電話した女性がいたとか・・・)
個人的にうれしいのは、彼の活躍により、テニスというスポーツが、見るスポーツとしても面白いという認識につながる可能性がある、という事です。
うまくおけば、TV中継枠も広がるでしょうし、大会の新設も考えられます。
今年のAIGオープンは史上最高のチケット売上だったとか・・・。
怖いのはケガだけです。まだ若いんだし、ゆっくりでいいから、確実にアップしていって欲しいですね。
その他テニス | 投稿者 テニスの伯父さま 12:50 | コメント(0)| トラックバック(0)

08年テニス10大ニュース(2位)

2位 フェデラー首位陥落
3位 伊達公子現役復帰
4位 エナン引退
5位 杉山愛グランドスラム連続出場記録
6位 ダンロップチャレンジャー開催
7位 ウィンブルドン決勝・世紀の名勝負
8位 若手の台頭
9位 ビョークマン引退
10位 添田豪 全日本選手権制す


いつかは首位陥落する日は来るものですが、去年までの成績から考えると、突然という感じは否めません。確かにナダルのプレーは、ネットプレーの上達などがあり、二人の実力は伯仲していたとは思いますが・・・。
年初に体調を壊し、その影響を1年引きずってしまった感があります。特に、武器だったフォアハンドのアンフォーストエラーが激増しました。感覚の狂いみたいなものを修正できていないようです。
27歳はまだまだ頑張れる年齢ですし、来年ナンバー1に返り咲くと予想する人も多いようです。
1位になったナダルは、体を酷使するプレースタイルによって、以前からケガの心配をされていました。
アガシも「将来払えない代償を前借している」と言っていました。マスターズカップ、デビスカップをケガで欠場し、年明けの全豪も心配されています。
7位にも書きましたが、フェデラーとナダルのライバル関係に深い感銘を受けている私としては、この二人のトップ争いを万全な状態で戦ってほしいと願っています。
その他テニス | 投稿者 テニスの伯父さま 20:41 | コメント(0)| トラックバック(0)

08年テニス10大ニュース(3位)

3位 伊達公子現役復帰
4位 エナン引退
5位 杉山愛グランドスラム連続出場記録
6位 ダンロップチャレンジャー開催
7位 ウィンブルドン決勝・世紀の名勝負
8位 若手の台頭
9位 ビョークマン引退
10位 添田豪 全日本選手権制す


今回のランキングで最も驚いたニュースがこれ。最初は、え?なに言ってんの?という反応しかできませんでした。
その後の活躍は皆さんご存知の通り。ほとんど国内の大会だけ出ていても、200位に入れるという事を、皮肉を込めて体言してくれました。
伊達が引退してからの女子テニスは、パワー全快のスタイルに変貌していきました。
小柄な日本人には、パワーで対抗することが難しく、早い動きで対抗できた杉山が上位に食い込むのがやっと。
でも、パワーにパワーで対抗するのではなく、ライジングによって、相手の時間を奪うやり方は、日本人でも可能な戦法であると思います。非常に高度なテクニックなため、完成度を上げるのは大変でしょうが、小柄な日本人が世界に近づく近道であることは間違いないと思います。
来年は海外ツアーにも意欲を見せる伊達選手。日本人テニスの道をもう一度拓いてほしいです。
その他テニス | 投稿者 テニスの伯父さま 12:49 | コメント(0)| トラックバック(0)

08年テニス10大ニュース(4位)

4位 エナン引退
5位 杉山愛グランドスラム連続出場記録
6位 ダンロップチャレンジャー開催
7位 ウィンブルドン決勝・世紀の名勝負
8位 若手の台頭
9位 ビョークマン引退
10位 添田豪 全日本選手権制す


現役ナンバー1の突然の引退ですから、そりゃもう驚きましたね。
群雄割拠の女子テニス界からエナンが一歩リードして、これからエナンの天下となるか、といったタイミングでしたから尚更です。得意の全仏を前にして・・・。
男子のようなバックハンドご特徴的ですが、コートを広く使う彼女のテニスは、その強靭なメンタルタフネスと相まって、強烈な個性として輝いていました。
辛かった幼少時代、家族との確執、結婚・離婚などの経験をゴシップ的に報道されたことが、よかったのか、悪かったのか・・・。
でも、もう彼女の中では、「やりつくした」んだと思います。他人から見てそれがいかに夢途中に見えても、本人にとって満足ならそれでいいでしょう。
本人の希望によって、即日ポイントをゼロにしてランキング抹消されましたが、ファンの心には何時までも残る選手だ思います。
エナン引退により、女子ナンバー1の争いは再び混迷を極めています。エナン引退の副作用ですね。
その他テニス | 投稿者 テニスの伯父さま 18:46 | コメント(0)| トラックバック(0)

08年テニス10大ニュース(5位)

5位 杉山愛グランドスラム連続出場記録
6位 ダンロップチャレンジャー開催
7位 ウィンブルドン決勝・世紀の名勝負
8位 若手の台頭
9位 ビョークマン引退
10位 添田豪 全日本選手権制す


全米オープン出場で、連続出場記録を58に伸ばし、自己記録更新中です。それまでは、男子ですが南アフリカのウェイン・フェレイラ選手でした。
この連続出場という記録は、日本ではなかなか評価されにくい記録です。なぜなら、その凄さがよくわからない人が多いから。
連続出場は『無事これ名馬なり』的な言い方で伝えられることがありますが、無事=怪我がない、事はもちろん、強くなければ出場できないのです。
ツアーの仕組みのところで、ちょっと触れましたが、予選に出ようとがんばっている選手が、世界中にいます。つまり、予選に出るのも大変なんです。
58回ですから、14年半に渡り、大きなケガもなく、尚且つきちんとランキングを保っているということなのです!
グランドスラムでは、全豪以外の3大会でダブルス優勝を記録していて世界1位となり、シングルスでは、世界8位を記録した酢晴らし選手です。
これからの活躍にも期待しましょう。
その他テニス | 投稿者 テニスの伯父さま 13:19 | コメント(0)| トラックバック(0)

08年テニス10大ニュース(6位)

6位 ダンロップチャレンジャー開催
7位 ウィンブルドン決勝・世紀の名勝負
8位 若手の台頭
9位 ビョークマン引退
10位 添田豪 全日本選手権制す


どうしてこんなニュースが6位なんだという方も多いでしょう(ハハハ)。
愛知県豊田市で今年から開催されることになった国際大会で、記念すべき第一回優勝は添田選手でした。
ツアーの仕組みをちょっとだけ・・・。
ランキングは過去1年間に獲得したポイントの上位試合を合計して算出されます。
もちろん大きい大会はポイントも多く賞金も高い。(グランドスラムは1回戦負けでも300万円!)
でもどの選手もいきなり大きな大会に出られる訳ではありません。
最初はツアー最下部のフューチャーズに出場し、勝ってポイントを貯めます。ちなみにフューチャーズの優勝賞金は15万円程度。ポイントが貯まるとその上のチャレンジャーに出場できます。ポイントもいくらか多い大会です。今回のダンロップチャレンジャーはこれ。
その上からが、正式にツアーと呼ばれる大会です。錦織選手は、フューチャーズ、チャレンジャーの時期が本当に短い。これは現在トップで戦っている選手の共通点です。
08年男子は国内でフューチャーズ11大会、チャレンジャー3大会、ツアー(AIG)1大会でした。

ほぼオフシーズンのないテニス競技において、極東の日本から1年中世界中を転戦するのは、近隣諸国で試合ができるヨーロッパ選手に比べ、過酷であることは間違いありません。
ポイントを貯めるためには、国内、近隣での大会が不可欠と言われてきました。その意味で今回のチャレンジャー開催は大いに意義あることなのです。
伊達選手は、「国内だけの試合でちょっと成績を上げると100位台に入れてしまう。それは本当の意味で世界で戦うとは言えない。」との発言は納得できるものではありますが、現実的にはこのクラスの大会が増えれば、世界へのハードルが少し低くなっていくことは間違いありません。

最後に、最下部のフューチャーズ大会の数、日本11に対し、ヨーロッパの国の大会数を記しておきましょう。
スペイン43、イタリア34、ドイツ23、フランス20
投稿者 テニスの伯父さま 23:18 | コメント(0)| トラックバック(0)

08年テニス10大ニュース(7位)

7位 ウィンブルドン決勝・世紀の名勝負
8位 若手の台頭
9位 ビョークマン引退
10位 添田豪 全日本選手権制す


長いウィンブルドンの歴史の中で、名勝負と言われる試合は数多くあります。その名勝負の中で筆頭格として挙げられるのが、80年のボルグVSマッケンローの決勝です。
第4セットのタイブレークは、いまだ語り草となっており、すでに伝説化しているといっても過言ではありません。
鉄壁のストロークのボルグ対俊敏なボレーのマッケンロー、冷静沈着なボルグ対感情むき出しのマッケンロー。テニスという競技は、対戦者同士のプレーのコントラストを楽しむものだ、との意見にも大いに賛同できます。
しかし、多くの人が、08年ウィンブルドンは80年決勝を凌ぐほど素晴らしい決勝だった、との声が上がりだしました。ご存知の通り、ファイナルセットでナダルフェデラーを下した試合です。ストローカー・ナダル対オールラウンド・フェデラーですので、コントラスト面でも楽しめました。
試合そのものも、もちろん素晴らしいものでしたが、数年間トップ争いでしのぎを削ってきたライバル同士が、お互いを尊敬し合いつつ、全力でプレーしている姿が感動を呼んだのではないでしょうか?
ライバル関係でありながら、尊敬し合うという関係はこれまでほとんどありませんでした。
アガシとサンプラスは近いものがありましたが、お互いに距離を置いていたようですし・・・。
マッケンローとコナーズはお互いを憎みあうほどの関係でした。
ナダルは勝利後こう語っています。
「僕はたまたま1回優勝しただけ。ロジャーは5回だよ。やっぱり王者はロジャーだよ」。
このすがすがしいライバル関係を讃える意味で、世紀の名勝負と言っていいでしょう。
その他テニス | 投稿者 テニスの伯父さま 12:51 | コメント(0)| トラックバック(0)

08年テニス10大ニュース(8位)

8位 若手の台頭
9位 ビョークマン引退
10位 添田豪 全日本選手権制す


今年のATP大会で、初優勝を飾ったのは、錦織含め11名。これはかなり多い数です。最高は14人らしいですが・・・。ちなみに07年は5名でした。
ATPトップ10を見ても、マレー、ツォンガ、シモン、デルポトロが入ってきてます。マレーは昨年からベスト10を伺っていましたが、あとの3人はよほどのマニアでなければ名前を知らなかったであろう選手です。

日本に目を向けても、錦織、添田の上位二人に続くのは、伊藤竜馬、杉田祐一、三橋淳といった若手であり、岩見、岩淵、本村、松井といったベテラン勢はその後塵を拝しています。錦織の活躍で最も刺激を受けたのが近い世代だった、と言ってはいいすぎでしょうか。

世代交代は全ての分野で起こるものですが、その過程の証人になれる我々は、やはり幸せと言っていいのかもしれません。
その他テニス | 投稿者 テニスの伯父さま 13:00 | コメント(0)| トラックバック(0)

08年テニス10大ニュース(9位)

9位 ビョークマン引退
10位 添田豪 全日本選手権制す

このニュースを10大ニュースに入れるのは、私くらいでしょう(ハハハ)。
近年はダブルスのスペシャリストとして有名でしたが、シングルスでも最高世界4位を記録したプレーヤーです。
その年の上位8人(組)のみ出場の最終戦に、シングルスとダブルス両方での出場も記録している、すごいプレーヤーです。
07年ウィンブルドンのシングルスでベスト4に入ったことも記憶に新しいところ。
最近は、シングルスとダブルスの分担制のようになっていて、両方に力を入れる選手が少ない中、本当に貴重な存在でした。
リターンの名手であり、献身的なまで膝を曲げて打つボレーはお手本そのもの。ダブルスでは生涯706勝。56個おタイトルを取っています。
話は変わりますが、日本にはテニス雑誌が5紙あります。これは世界的に見てもかなり多い数で、普通は2紙程度らしいんですね。ビョークマンの自国スウェーデンでは、現在テニス紙がないとのことで、引退後は創刊に力を貸すんだとか。
経験豊かで実績も申し分ないし、戦術家でもあるので、有名選手コーチなども向いている気がします。
彼のプレーを見られなくなるのは寂しいですが、これからの活躍に期待しましょう。
その他テニス | 投稿者 テニスの伯父さま 18:21 | コメント(0)| トラックバック(0)
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