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08年テニス10大ニュース(6位)

6位 ダンロップチャレンジャー開催
7位 ウィンブルドン決勝・世紀の名勝負
8位 若手の台頭
9位 ビョークマン引退
10位 添田豪 全日本選手権制す


どうしてこんなニュースが6位なんだという方も多いでしょう(ハハハ)。
愛知県豊田市で今年から開催されることになった国際大会で、記念すべき第一回優勝は添田選手でした。
ツアーの仕組みをちょっとだけ・・・。
ランキングは過去1年間に獲得したポイントの上位試合を合計して算出されます。
もちろん大きい大会はポイントも多く賞金も高い。(グランドスラムは1回戦負けでも300万円!)
でもどの選手もいきなり大きな大会に出られる訳ではありません。
最初はツアー最下部のフューチャーズに出場し、勝ってポイントを貯めます。ちなみにフューチャーズの優勝賞金は15万円程度。ポイントが貯まるとその上のチャレンジャーに出場できます。ポイントもいくらか多い大会です。今回のダンロップチャレンジャーはこれ。
その上からが、正式にツアーと呼ばれる大会です。錦織選手は、フューチャーズ、チャレンジャーの時期が本当に短い。これは現在トップで戦っている選手の共通点です。
08年男子は国内でフューチャーズ11大会、チャレンジャー3大会、ツアー(AIG)1大会でした。

ほぼオフシーズンのないテニス競技において、極東の日本から1年中世界中を転戦するのは、近隣諸国で試合ができるヨーロッパ選手に比べ、過酷であることは間違いありません。
ポイントを貯めるためには、国内、近隣での大会が不可欠と言われてきました。その意味で今回のチャレンジャー開催は大いに意義あることなのです。
伊達選手は、「国内だけの試合でちょっと成績を上げると100位台に入れてしまう。それは本当の意味で世界で戦うとは言えない。」との発言は納得できるものではありますが、現実的にはこのクラスの大会が増えれば、世界へのハードルが少し低くなっていくことは間違いありません。

最後に、最下部のフューチャーズ大会の数、日本11に対し、ヨーロッパの国の大会数を記しておきましょう。
スペイン43、イタリア34、ドイツ23、フランス20
投稿者 テニスの伯父さま 23:18 | コメント(0)| トラックバック(0)
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