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2009年テニス10大ニュース(第5位)

第5位 クルム伊達ツアー優勝
第6位 デルポトロ全米制す
第7位 ウィンブルドン男子決勝 フェデラー vs ロディック
第8位 不況が日本テニス界を直撃
第9位 添田全日本連覇
第10位 錦織けがで長期療養


2008年に現役復帰したクルム伊達選手。国内で実績を作り、2009年は海外ツアーに積極的に挑戦しました。正直、どれくらい通じるか不安な声が多かったのですが、試合内容はその不安を払拭して有り余るものでした。序盤で上位シードと当たる不運なドローが続き、結果を残せない時期が続きましたが、テニスの内容として、本人も手ごたえを感じていたのではないでしょうか?
ただ、大事な場面での痙攣がくせになりつつあり、本人もそれが一番不安だったようです。
痙攣の原因と予防のため、海外の専門医のところに出向き、初めて原因が判ったといっていました。あくまで前を向いていく姿勢。これが人を引き付ける彼女の最大の魅力だと、改めて感じた次第です。

テニス内容はいいながら、結果に恵まれなかったクルム選手に、突然大きな結果が出ます。そう、韓国オープンの優勝です。この大会では、クレイバノワ、ハンチコワ、キリレンコ、メディナガリゲスといった、錚々たるメンバーを破っての優勝で、彼女の今の実力を示したものになりました。

パワーテニスに席巻されつつある女子テニス界で、小柄な日本人が活躍する少ない方法として、ライジングを使い相手の時間を奪うことが有効だと以前書きました。
他の日本人選手が低迷していく中、クルム伊達選手は。ライジングの有効性を実証しているようにも思えます。
2010年の活躍が楽しみです。神様、どうかクルム伊達選手に大きな怪我なないようにお守り下さい。
その他テニス | 投稿者 テニスの伯父さま 09:57 | コメント(0)| トラックバック(0)
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